All You Need Is Kill 文庫 桜坂 洋 集英社 2004/12

いつも思うんだけど、なぜかあらすじを見て「いいなぁ」と思って本を買うと微妙なハッピーエンドの作品をひくことが多い。

 ”微妙な”というのは俺にはそれがハッピーエンドなのか判断できないと言うこと。確かに主人公は納得してるような素振りだけど、「それでいいのかよ!!」って言いたくなってしまう感じ。
 別にハッピーエンド至上主義ではないんだけど、なんだかほろ苦い感じのエンディングは引きずってまうんよね(−A−)

 でも困ったことにそういう感じが好きだったりするから質が悪い(苦笑

 で、この作品もそんな感じ。
 戦場で戦死する日々をループする主人公と戦場を戦斧と駆ける女兵士、もうこの辺の設定で半分買うことを決めて。

「クソッタレな時間のぼくは、人と愛し合うことができない。一日という短い時間の中で誰かと相思相愛の仲に辿り着いたとしても、次の日にその人はいなくなってしまっているのだ。ループする世界は、人と共有する大切な時間を奪い取る。」

↑この帯書きで撃沈。

で、読んで再び撃沈―








切ねぇナァ、おぃ。

評価:★★★☆ 3.5

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